真作と贋作の狭間

先日、ブックオフで画家・田中一村の作品集をぱらぱらとめくっていたら、目が釘付けになった。

 

それは、『NHK日曜美術館「黒潮の画譜」田中一村作品集』(日本放送出版協会、一九八五年)の六四頁に掲載されている、作品名『魚)色紙 昭和50年』のサイン・落款に見覚えがあったからだ。

 

私のコレクションで、作者不明の作品とサイン・落款が似ている。

 

画集のサイン・落款部分を拡大した

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コレクションのサイン・落款部分を拡大した

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

展示中コレクション 作者不明

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

これを確認した時は一気に期待が膨らんだが、その刹那、贋作を掴んだのではと正反対の疑念も湧いてくる。結局、アンビバレントな感情を抱えて、だんだん気持ちが凹んでいく。

 

気づかなければ良かった...。

 

ただし、絵自体はとても面白いので、そのまま展示していきたい。真作の可能性は限りなく0%だとは思うが、0%と断定された訳ではないと独り強がってみる。

 

 

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購入の失敗例No.2

コレクションは“暴走”すると失敗する。以下、“暴走”の記録だ。

 

一般的に「作者不明」の作品は、作品の質に関係なく低い価格で取引される。次の作品も「作者不明」で出品されお値打ちな開始価格であった。よくあるパリの風景画であるが、街路樹マロニエの花の散り始めで、日本の桜吹雪のような趣がある。


さて、私は読みにくいサインからなぜか作者を特定できてしまった。キャロライン・バーネットであり、この瞬間から私の“暴走”が始まる。

 

“これに気づいたのは、私だけだ”と。

 

 

 

だから、割安な落札を予想し、しめしめとほくそ笑んだ。ところが、なぜか「作者不明」の割に入札者が多く、私も頭に血が上って次々と最高入札額を更新した。

 

結果、予算を大幅超過。

 

それだけではない、“暴走”していたので、額のチェックがスッカリ抜けてしまった。一応額はあったものの、マットにシミが出ていた。

 

以上、予算大幅超過+マット取替費という、予想外の出費に。これが“暴走”の顛末だ。

 

さて、マロニエといえば、ゴッホ作品『花咲くマロニエの枝」が参考になる。

 

(現在、パブリックドメイン)

 

私は、自分の購入した作品を見るたびに、このゴッホの絵を思い出すよう努めている。それは、少なからず心を癒やしてくれる。名画の効能だ。

 

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インターネットミュージアム

次のサイトは、とても便利だ。

個人情報登録無しで「イベント検索」を使える。しかも、ユーザビリティに優れている。

美術館・博物館・イベント・展覧会 インターネットミュージアム

http://www.museum.or.jp/modules/im_event/

 

運営会社を調べてみた。

目の付けどころも良いし実績も多い。

株式会社 丹青研究所

http://tanseiken.jp/company/company.html

 

ただし、取材レポートがビジネスと結びつくので、なにやら提灯記事風だ。サイトのさらなる向上のため、取材レポートの質的改善を望む。

 

その反面、エリアレポート(読者による取材記事)は、読者目線で書かれていて面白い。辛口評価がほぼ皆無....、これが玉に瑕だが、丁寧なレポートは好感が持てる。

 

 

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ボストン美術館の至宝展

名古屋ボストン美術館で開催中の『ボストン美術館の至宝展』に行ってきた。

 

謳い文句の「東西の名品、珠玉のコレクション」に偽りなし。特に、《メンカウラー王頭部》と《人間と雄羊と頭部形装飾の首飾り》に圧倒された。今まで、古代エジプト美術に興味が無かったけれども、俄然その意識が変わった。

 

 

ボストン美術館の至宝展 見どころ・音声ガイド・図録 から引用
http://www.nagoya-boston.or.jp/grand-final/treasure/point.html

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日本美術や中国美術も素晴らしく、フランス絵画が霞むほどだ。名品揃いでとても堪能した。

 

この展覧会を企画した関係者に、深く感謝したい。

 

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名古屋ボストン美術館

名古屋ボストン美術館は、抜群のアクセスだ。

 

JR・地下鉄・名鉄「金山」駅を下車、歩いて1分程度。

 

現在、『ボストン美術館の至宝展』を開催しているので、近々、訪れたい。ゴッホを始め、米国ボストン美術館が集めた日本美術も展示され、特に初の里帰りとなる英一蝶《涅槃図》を見てみたい。2月18日から7月1日まで開催されているから、都合がつけば二度訪れたい。

 

英一蝶《涅槃図》

名古屋ボストン美術館のホームページから引用

 

なお、平成28年5月25日付けで、米国ボストン美術館との契約終了告知があり、同契約期限の平成31年3月31日以降を心配しているが、せめてそれまでの間、展覧会を楽しみたい。

 

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飲酒とオークション

ヤフオクで入札する場合の注意事項。

 

お酒を飲みながらオークションに参加しないこと。

次の絵画は、酩酊中に、ふっと目に留まって落札。

 

酔いから醒めた時、なぜ気に入ったのかサッパリ思い出せない。

 

 

 

 

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購入の失敗例

 

作品を購入する際、作者の氏名が分かったら、可能な限り情報を集めてください。

 

作者がブログやTwitterで近況を語ることは多く、web検索すれば個展の様子や作品の傾向も瞬く間に分かります。Wikipediaにページがあったり、時にはスキャンダルを見つけることさえできます。

 

そうしたことを把握した上で、購入を判断すべきです。

 

例えば、スキャンダルがあっても、それを許せるのであれば購入してもよいし、眉をひそめるようであれば、断念するのが無難。

 

それとは別に、情報が全然無かったとしても、作品を愛せるなら購入しても何ら問題ありません。調査の時間を惜しみ、手を抜くことが問題なのです。

 

次の作品は、調査不足で購入した作品。布に油彩という変わった作品ですが、抽象的ながら月が美しく、調査をしないまま飛びつくように購入しました。

 

が、後日、諸々の事情が判明して、一気に興醒め。失敗例となりました。

 

 

 

 

 

 

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作者判明

 

購入時には作者不明でしたが、作者が判明しました。画風やサイン等から、次の絵画は水野富美夫氏によるものと思われます。画壇では知られた存在であったと推測されます。

 

参考URL

東京文化財研究所

http://www.tobunken.go.jp/materials/bukko/10608.html

 

 

黒人女性

 

 

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My Art Collection

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心に響いた作品を蒐集する。

 


それを、ネット上で展示したら面白そうだ。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

これが、"My Art Collection on the WEB"のコンセプトです。
ジャンルを限定せず展示。

ぜひ、ご鑑賞ください。

 

なお、作者名があるものは、真作と認識しておりますが、
贋作等の指摘も歓迎致します。

 

 

 

 

 

人物画 小沢博人『鶴』 昔話「鶴の恩返し」が頭をよぎる異形の一作
人物画 小沢博人『鶴』
昔話「鶴の恩返し」が頭をよぎる異形の一作。


 

 

 

 

 

 

 

 

黒人女性
人物画 作者不明 題名不明
自然体の女性、記憶に残る大きな眼。

 

 

 

 

 

 


 

 

 

人物画 雑賀紀光 『瑠璃子』 意思を秘めた唇。淡い青が翳に見える。
人物画 雑賀紀光 『瑠璃子』
意思を秘めた唇。淡い青が翳に見える。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

人物画 作者不明 題名不明
豊満な女性を鮮やかに切り取った作品。
海外のお土産かもしれないが瀟洒だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

杉本澄男,裸婦
人物画 杉本澄男 『裸婦』
裸婦を描きながら、布や帽子で隠すという“混乱”、
そこが面白い。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

風景画 飯原一雄 『帰路』 映画のワンシーンのような緊迫感。
風景画 飯原一雄 『帰路』
映画のワンシーンのような緊迫感。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

風景画 伊藤継郎 『浅間』 山の風景画にガードレールは珍しい。 これが主題かもしれない。
風景画 伊藤継郎 『浅間』
山の風景画にガードレールは珍しい。
これが主題かもしれない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大竹由美子 風景画 写実 ホキ美術館
風景画 大竹由美子 『秋』
秋の一瞬に、何かが宿る感じが良い。
写実を超えている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

風景画 白鳥昌 『昼下がりの教会』 乾いた空気とゆっくりとした時間の流れ。 楽器の音色が聞こえてきそうだ。
風景画 白鳥昌 『昼下がりの教会』
乾いた空気とゆっくりとした時間の流れ。
楽器の音色が聞こえてきそうだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

風景画 作者不明 題名不明
一見すると、亡命作家による「恐怖と絶望」の絵画。
しかし、実は日本の学生が恩師に贈った単なる習作。
このギャップが愉しい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

風景画 岡田旭峰 『旅路はるか』 作者の心境と風景を重ねた作品。 幻想的。
風景画 岡田旭峰 『旅路はるか』
作者の心境と風景を重ねた作品。
幻想的。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

風景画 岡野浩二 『青田』 郷愁。それに尽きる。
風景画 岡野浩二 『青田』
郷愁。それに尽きる。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

風景画 松村綾子 題名不明 作者の窮乏と悲劇的最後。 感傷的にさせる。
風景画 松村綾子 題名不明
作者の窮乏と悲劇的最後。
感傷的にさせる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

風景画 清水隆悦 題名不明 窪地の斜面が、なぜか美しい。
風景画 清水隆悦 題名不明
窪地の斜面が、なぜか美しい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

風景画 島田洋 『北の丸公園』 由緒ある建物。大胆な色使い。
風景画 島田洋 『北の丸公園』
由緒ある建物。大胆な色使い。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

西洋人形 ビスク・ドール(英語: bisque doll、フランス語: poupee en biscuit) 静物画 遠藤保 題名不明 優れた画力と思うが、なぜか無名。 肩が歪なので、未完成作品かもしれない。
静物画 遠藤保 題名不明
優れた画力と思うが、なぜか無名。
肩が歪なので、未完成作品かもしれない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

鳥獣画
鳥獣画 作者不明 題名不明
鳥が蛙を襲っているという残酷な絵柄。
しかも、ユーモラス。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

版画  作者不明 『琉球壺と菊』 線の流麗さに驚く。琉球壺も美しい。
版画  作者不明 『琉球壺と菊』
線の流麗さに驚く。琉球壺も美しい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

蔵書票 ゲット・スタンキェヴィッチ(Get Stankiewicz) 題名不明 蔵書票は「小さな美術品」と称されるが、それを実感させる作品。 銅版画の繊細な線に圧倒させられる。
蔵書票 ゲット・スタンキェヴィッチ(Get Stankiewicz) 題名不明
蔵書票は「小さな美術品」と称されるが、それを実感させる作品。
銅版画の繊細な線に圧倒させられる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

着物が「左前」なので、親しい人の死を描いた作品と思われる。 模写の可能性も高いが、調査中。
人物画 作者不明 題名不明
着物が「左前」なので、親しい人の死を描いた作品と思われる。
模写の可能性も高いが、調査中。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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